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今回は糖尿病性網膜症の特徴についてみていきます。
糖尿病性網膜症とはどんな病気であり、どのようにして予防していくべきなのでしょうか。
糖尿病とは
糖尿病性網膜症は糖尿病の合併症です。
そのため、まずは糖尿病について知ることから始めましょう。
糖尿病とは、血液の中に糖が増えてしまう状態を指す病気です。
通常、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが体の中の糖を一定に保つ働きをしていますが、膵臓の機能が衰えるなどした結果、インスリンが十分に分泌されない、または機能しないことにより、血液の中の糖の濃度が高くなるのです。
糖尿病には、以下の2つの種類があります。
- 1型糖尿病
- 2型糖尿病
1型はインスリンが非常に少ない状態のもので、2型はインスリンの分泌量が減っていたり、分泌はされていても効かなくなったりしている状態のものです。
糖尿病による血糖値が高い状態が続くことで併発する様々な病気が合併症であり、その中に糖尿病性網膜症があります。
糖尿病性網膜症の特徴
糖尿病性網膜症は成人の失明原因として上位に位置する危険な病気です。
網膜には視覚を構成するための神経細胞が敷き詰められており、そこには無数の細かい血管が張り巡らされています。
糖尿病性網膜症においては、血糖値が高い状態が続くことで網膜にある細かい血管の内部が損傷し変形するのです。
細かい血管が損傷した結果、私たちの体は新しい血管を作り網膜に血液を送ろうとしますが、この新しい血管はできたでのものでひどく損傷しやすいのです。
こうしたことが繰り返され、網膜に増殖組織というかさぶた状のものが増え、それにより網膜剥離を起こす恐れがあります。
このように糖尿病性網膜症とは、絶えず網膜に損傷が起きている状態なのです。
以上のように、糖尿病性網膜症は網膜の細かい血管が絶えず損傷を受けた結果、最終的には網膜剥離および失明の危険性があります。そいて、この状態を予防するためには、日頃から血液内の糖の量をコントロールする必要があります。
例えば水素治療により定期的に水素を体内に摂取することで、活性酸素を除去して膵臓にダメージが千種記するのを防ぐことなどが効果的です。血糖値が高まると糖尿病性網膜症は避けにくい部分があるため、予防で対処していくことが何よりおすすめなのです。