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すべての病気に共通することですが、発症してから治療するよりも日ごろから予防していく方が最終的なリスクは低くなります。
心筋梗塞は死に至る病であるだけに、日常的な予防の必要性が高いということができるでしょう。
心筋梗塞の原因を知り、日々の生活の見直しに役立ててみてください。
心筋梗塞の原因
心筋梗塞は心臓の筋肉に血液を送り込む冠動脈が完全に詰まってしまう病気です。
そのため、心筋梗塞の直接の原因としては、動脈硬化の進行があげられます。
動脈硬化とは、加齢や外的な要因において血管の中を血液が流れにくくなることを指します。
これが進行していくと最終的に心筋梗塞につながってしまうのです。
つまり、心筋梗塞の根本的な原因を考える際には、動脈硬化の原因を考えることが効果的なのです。
そのうえで動脈硬化の原因としては以下のものが挙げられます。
高血圧
高血圧は動脈硬化の大きな原因ということができます。
なぜならば、高い圧力を持つ血液が血管にぶつかることで、血管が損傷しやすくなるためです。血管は健康的な生活を送っていても加齢とともに徐々にもろく破れやすくなってきます。
そのような血管に外的な要因によって圧力が高められた血液がぶつかると、血管が破れてしまいます。
そして破れた箇所にコレステロールなどが入り込み、血管が内側に向かって膨らんでしまい、血液が流れにくくなるのです。
日ごろから高血圧であると診断されている人は、いずれ心筋梗塞につながる恐れがあるため注意が必要です。
ストレス
現代社会の人は様々な物事にストレスを感じて生きているでしょう。
こういったストレスも心筋梗塞につながる恐れのある動脈硬化の原因となっています。
なぜならば人はストレスを感じると交換神経が活発に働くようになり、全身の血管が収縮してしまうためです。
血管が収縮して血液の通り道が細くなったにもかかわらずその場所に同じ量の血液が流れるということは、血液の流れる早さが高まるということを指します。
つまり、血管の表面に対する負担が大きくなるのです。
喫煙
ストレスと同じように血管を収縮させるものとして喫煙が挙げられます。
そのため、喫煙も動脈硬化の大きな原因となります。
また、喫煙はそれ自体が血管を収縮されることにもつながりますが、依存性の高さからタバコが切れると大きなストレスを感じることになるため、禁煙によるストレスで動脈硬化が悪化する恐れもあるのです。
以上のように心筋梗塞の原因は動脈硬化の原因と共通です。動脈硬化が進むことによって冠動脈がふさがってしまうとそれが心筋梗塞だからです。そのため心筋梗塞を予防するには、動脈硬化を予防していくことが求められます。
動脈硬化の予防には食事療法や運動療法がありますが、中でもお勧めなのが水素治療です。血管の中に水素の効果をもたらすことで、血管の細胞を破壊する活性酸素を除去することができます。水素治療は最も手軽に始めることができる動脈硬化の予防方法なので、ぜひとも取り入れてみてください。