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今回は高血圧の特徴を解説します。
高血圧となった人の体がどんな状態にあるかを知ることで、高血圧がいかに危険なものかを知ることができるのです。
高血圧は慢性的に血圧が高い状態
私たちの体の中は絶えず血液が流れています。
血液は心臓の収縮によって全身に向かって勢いよく放たれるため、一定のスピードをもっており、それが血管への圧力となります。
この血管への圧力、つまり血圧が高い状態を高血圧と呼びます。
しかし、私たちの体は日常の中で常に一定の血圧となっているわけではありません。
血圧は様々な原因で上下するためです、例えば、運動をすると全身の筋肉が酸素を消費するため、そこに酸素を届けようと血液の流れが早くなり、血圧が上がります。
またストレスを感じると全身の毛細血管が収縮し、それだけ血圧が上昇します。
しかしこういった一時的な血圧の上昇は高血圧とは呼びません、高血圧はあくまで慢性的に血圧が高い状態を指すのです。
高血圧の基準
では、慢性的にどの程度の血圧であれば「高血圧」となるのでしょうか。
日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」によると、血圧の基準は以下のとおりです。
分類 | 最高血圧と最低血圧 |
---|---|
至適血圧 | 120/80 |
正常血圧 | 120〜129/80〜84 |
正常高値血圧 | 130〜139/85〜89 |
Ⅰ度高血圧 | 140〜159/90〜99 |
Ⅱ度高血圧 | 160〜179/100〜109 |
Ⅲ度高血圧 | 180〜/110〜 |
収縮期高血圧 | 140〜/〜90 |
上記の表におけるⅠ度高血圧、Ⅱ度高血圧、Ⅲ度高血圧、収縮期高血圧はいずれも一般的に高血圧と呼ばれる状態です。
収縮期高血圧とは高齢者に多いもので、心臓が収縮した瞬間だけ高血圧となるものです。
このように高血圧であっても、それだけで即何かしらの症状が出るということはありません。
しかし、血圧が高いということは常に血管に高い圧力が加わっている状態であるため、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高くなります。
そのため高血圧の状態にある人は現在の時点で体に不調がなかったとしても治療を行う必要があります。
また血管内に過酸化脂質が付着し、血液の流れが悪くなるとそれも高血圧に繋がります。
こういった動脈硬化の状態には水素治療がお勧めです。
水素が、過酸化脂質の原因となる活性酸素を除去する効果を持つためです。
水素治療のように継続して続けやすいものも、高血圧を防ぐことに繋がるので積極的に利用していきましょう。
高血圧とは慢性的に血圧が高い状態です。そのため運動やストレスにより一時的に血圧が高くなっても、それは高血圧とは呼びません。
高血圧は心筋梗塞や脳卒中に繋がるリスクを持っているため、継続的な治療によって対処していく必要があります。
また加齢によっても血圧がどんどん高くなっていくため、運動の習慣を取り入れることが難しいような場合は、水素治療などの継続しやすい治療を選択するのがお勧めです。